
東京
消息筋が水曜日に時事通信に語ったところによると、日本の安部晋三首相は2020年1月中旬に中東を訪問することを検討しているという。
政府と与党陣営の関係者は、訪問中、安倍首相は同地域のシーレーンの安全を確保するために自衛隊を中東沖に派遣する計画を説明することを予定していると語った。
安倍首相は、米国主導による連合国がホルムズ海峡やその他の海域で早ければ1月にも安全防護対策活動を開始する際に、日本の貢献を強調したいと考えている、と情報筋は言うう。
政府は、年末までに閣議で自衛隊の派遣計画を採択する予定であり、今週、自民党主導の与党陣営との調整を開始した。
計画している任務を遂行するため、政府はソマリア沖のアデン湾で海賊対策作戦に当たっているP-3C対潜哨戒機の1機を利用することを検討している。自衛隊の駆逐艦1艇は来年の初めにこの任務のために日本を出発する予定である。
1年間の任務は、閣議の承認を経て毎年延長されることになる。自民党と連立を組む公明党が中東への自衛隊の派遣に慎重であるため、一定の足かせが課せられるであろう、と消息筋は述べた。
この 任務に使用される駆逐艦は、約200人の乗組員を擁する中型の船舶が予定されている。
日本は北朝鮮によるミサイル発射に対する警戒を継続する必要があるため、政府はイージス駆逐艦は派遣しない予定である。
河野太郎国防相も年末に中東を訪問し、この任務に関する友好国からの支援を求めることを検討している。
時事通信社