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東郷元帥ゆかりのイチョウの若木が日本に「戻る」

2015年11月14日、東京の秋の朝、歩行者がイチョウ並木を歩いている。(AFP/ファイル)
2015年11月14日、東京の秋の朝、歩行者がイチョウ並木を歩いている。(AFP/ファイル)
08 Dec 2019 12:12:09 GMT9

ロンドン

日本の故東郷平八郎元帥ゆかりのイチョウの若木が、今月英国からアジアの国に「戻る」予定である。

その木は、今では存在しない日本帝国海軍の戦艦比叡がそこの造船所で建造され、建造に尽力した地元民に感謝して19世紀後半に日本からウェールズのペムブローク・ドックに寄贈されたものである。

そのイチョウの木は地元では、当時英国で勉強し進水式が1877年に行われた戦艦に乗船して日本に帰国した東郷氏ゆかりの木として知られている。東郷氏は、1905年日露戦争でロシアのバルチック艦隊を撃退したことで世界に衝撃を与えた。

金曜日には、関連式典が駐英日本大使のロンドンの公邸で執り行われた。

イチョウの若木を日本に送るプロジェクトは、81歳のウェールズ人の歴史家であるデービッド・ジャームス氏が先導したものである。

国立ウェールズ植物園で2年間成長した約30の若木は、空輸され12月23日頃日本に到着する予定である。

広島市植物公園で日本の環境に適応した後、木はかつて海軍基地があった広島県呉市、京都府舞鶴市、長崎県佐世保市、神奈川県横須賀市に来年の春頃移される予定である。

行先には、東郷氏の生まれ故郷である鹿児島市と東京の渋谷区にある彼にちなんで命名された神社もある。

時事プレス

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