
磯崎仁彦官房副長官は19日の記者会見で、海底火山が噴火した南太平洋のトンガ政府に対し、100万ドル(約1億1400万円)以上の緊急無償資金援助を行うと発表した。飲料水や火山灰撤去のための用具など緊急援助物資を供与する方向で調整している。
政府は国際緊急援助隊として自衛隊派遣も検討。磯崎氏は物資の輸送方法に関し「空輸ができるのか。難しい場合には船を使ってということもあり得る」と指摘した。
岸信夫防衛相は19日、派遣に備えるよう自衛隊に指示。統合幕僚監部から連絡調整員3人をオーストラリアに送ることを決めた。
時事通信