
カイロ:イエメンのフーシ派組織の報道官は24日、紅海で同組織の海軍を狙った米軍艦によるミサイルが、ガボン所有の船付近で爆発したと発表した。
ガボン所有のこの船はロシアから航行中だったと、モハメド・アブドゥル・サラム報道官は述べた。
「米国と同盟国が弱者いじめを続ければ、紅海は火の海になるでしょう。紅海に接する国々は、自国の安全保障を脅かす危機の現実を理解すべきです」サラム氏はそう続けた。
フーシ派の指導者アブデル・マレク・アル・フーシ氏は20日、イランの支援を受ける過激派である同組織が米国政府の標的になった場合、米軍艦に攻撃を行うと警告した。米国は先週、紅海の商用船に対するフーシ派による攻撃への対策として、多国籍軍を発足させた。
ロイター