





アラブニュース・ジャパン
東京:3月9日、世界最大級のロボット見本市「2022国際ロボット展(iREX2022)」が東京で開幕し、国内外のロボット関連企業の最新技術や製品を展示、進化する知能化・情報化に対応する次世代のロボットテクノロジーを紹介している。
オムロン株式会社は、最も人気を集める展示の一つである卓球ロボット「フォルフェウス」の第7世代を発表した。
2人のプレイヤーとロボットがダブルスを組み、2人の表情、心拍数、瞬きの頻度、ラリーの返球速度、動きなどから、動作の「連携度」や感情の「共感度」を測定し、チームとしてのパフォーマンスを高めることが可能となった。ロボット自身が自分の卓球性能をリアルタイムで評価し、カメラの位置ズレやモーターの性能変化、ラケットのラバーの表面劣化を数値で提示するという。
オムロンは、イノベーションでモノづくり現場の課題を解決する独自のコンセプト「i-Automation!」を掲げる。人材確保の困難に直面する製造業において、ロボティクス技術を駆使して、人に頼っていた作業を機械に任せ、人が安心して創造的な業務に従事できる現場の革新を目指している。