
東京:日本政府は今年後半、4回目の新型コロナウイルスワクチン接種を検討している、と金曜日に新聞が報じた。一方で官房長官は、パンデミックの深刻さに基づいて決める、と述べた。
読売新聞によると、もし4回目の予防接種が決定されれば、ワクチンはファイザー社とモデルナ社が供給するものになり、今年の夏には提供できるだろうとのことだ。
イスラエルの保健省は1月、60歳以上の人に4回目のワクチン接種 (2回目のブースター接種) を実施した結果、重症化に対する抵抗力が3倍、感染に対する抵抗力が2倍になると発表している。
日本の松野博一官房長官は読売新聞の報道について質問を受け、政府は国内外のパンデミックの状況を考慮する必要がある、と記者団に語った。
日本では2月、国内でオミクロンの亜種が蔓延し、2年間のパンデミックの中で最も死者の多かった月となり、また、重症化しやすい高齢者層の多くはまだブースター接種を受けられていなかった。
ブースター接種の取り組みがようやく強化され、日によっては100万回に達することもあり、人口の約28%をカバーするに至っている。医療専門家は、新たに変異種が出現し、新たな感染拡大が生じる可能性がある、と警告している。
日本では今年、モデルナ社から9,300万回分、ファイザー社から1億3,000万回分のワクチンを購入することを取り決めた。
さらに政府は、現在監督当局が審査中であるノババックス社製ワクチン1億5,000万回分を購入する契約を結んでおり、武田薬品工業が国産化する予定である。
日本の塩野義製薬もワクチンを開発中であり、今月にその中間結果を発表し、ブースター接種としての効果はファイザー製ワクチンと同等である、と発表した。
ロイター