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日・UAE外相 戦略的関係を強調
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21 Mar 2022 12:03:04 GMT9
21 Mar 2022 12:03:04 GMT9
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アラブニュースジャパン
東京：日本とアラブ首長国連邦（UAE）の外相は、包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ（CSPI）の下、さまざまな分野での協力を一層推進し、原油の安定供給に基づいたエネルギー関係を維持することで合意した。
3月20日、UAEを訪問中の林芳正外相とアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務・国際協力相との会談で合意した。
中東を歴訪中の林氏は、前日のトルコに続いてUAEを訪問した。3日間の短い滞在で月曜日に帰国予定。
林氏は会談でドバイ万博の成功に祝意を伝え、今年は日・UAE国交樹立50周年を迎える重要性を強調した。
日本の外務省によると、アブダッラー氏は日本のドバイ万博への参加に感謝し、両国の関係が伝統的なエネルギー分野にとどまらず、再生可能エネルギー、インフラ、宇宙分野等、幅広い分野で進展していることは喜ばしいと述べた。
林氏からは、ロシアによるウクライナ侵攻への日本の基本的な立場を説明。双方は、さまざまな角度から率直な意見交換を行い、今後とも協調していくことを確認した。またＮＰＤＩ（軍縮・不拡散イニシアティブ）を通じて、緊密に連携していくことでも一致した。
林氏は、ＵＡＥからの原油の安定供給と日本企業の原油開発事業などへの参画に対する謝意と原油価格高騰への懸念を表明。UAEにはOPECプラスの主要メンバーとして、さらなる原油供給と生産余力確保などによる世界の原油市場安定化への貢献を求めた。これに対してアブダッラー氏は、戦略的パートナーである日本との関係は揺るぎなく、引き続き連携していきたいと述べた。
このほか林氏は、イエメンのフーシ派が実行したと主張するアブダビへの攻撃を非難し、犠牲者と遺族への哀悼の意を伝えた。
双方はまた、イラン、イエメンなどの中東情勢や、中国、北朝鮮などの東アジア情勢についても意見交換を行い、今後も緊密に連携していくことを確認した。
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