
【ワシントン時事】ポンペオ米国務長官が来年1月中旬に米西海岸で茂木敏充外相との会談を検討していることが22日分かった。韓国の康京和外相を加えた3カ国会談も調整しているという。複数の外交筋が明らかにした。北朝鮮情勢をめぐり緊張が高まる中、対応を協議するとみられる。
北朝鮮の非核化をめぐる米国との交渉に関し、北朝鮮は年末を一方的に期限に定め、米側の譲歩を求めてきた。朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議で、「全般的武力」の強化を決定。近く開く党中央委員会総会で「重大な問題を討議・決定」する予定だ。大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の再開など再び対決姿勢に転じることが懸念されている。
日米韓3カ国外相会談が実現すれば、8月にバンコクで行われて以来。
JIJI Press