
北海道大樹町
月曜日、日本のスタートアップ企業「インターステラテクノロジズ株式会社」は、日本の最北にある北海道大樹町で、来たる日曜日に小型観測ロケット「MOMO5号機」を打ち上げることを発表した。
大樹町に拠点を置くこの会社は、1月3日までの5日間のいずれかを打ち上げ予備日としている。
MOMO5号機は、MOMOシリーズの中で冬に打ち上げられる最初のロケットとなる。インターステラ社では、ロケットの大量生産と商用化を目指しており、四季を問わずロケットを打ち上げる経験の蓄積を期待している。
5月4日にインターステラ社はMOMO3号機を打ち明け、これは日本の企業が単独で開発した、宇宙空間に到達する初めてのロケットとなった。
しかし7月には、同社のMOMO4号機のエンジンが、ロケットとオペレーションセンター間の通信障害により、打ち上げ後に停止した。最高高度約13キロまで到達したが、宇宙空間に到達することはできなかった。
「私たちは、MOMO5号機で再び(ロケットの)商用化を試みます。冬の時期に(ロケットの)打ち上げを実際に行うことはたいへん重要です」と、インターステラ社の稲川貴大最高経営責任者は、大樹町で開かれた記者会見で語った。
時事通信社