
アラブニュース・ジャパン
東京:林外相は4月1日、パレスチナ・ガザ地区において、新型コロナの感染拡大や洪水被害などにより人道状況が悪化していることから、日本政府は335万ドル(約3億6,180万円)に上る緊急無償資金協力の実施を決定したことを明らかにした。
今回の協力は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通じて、「脆弱なパレスチナの人々」を対象とした食料支援、コロナ患者などのケア、プライマリヘルスケア(初期治療)を含む遠隔診療の整備などの人道支援を行う。
林氏は、ガザ地区における人道状況の改善のため、日本は引き続き積極的な役割を果たしていくことを約束した。