自民党外交部会と外交調査会は5日、国連改革に関する政府への提言案をまとめた。ウクライナに侵攻を続けるロシアが国連安全保障理事会で拒否権を行使し、非難決議を採択できなかったことを踏まえ、「拒否権行使の抑制」を提唱するフランスなどとの連携強化を主張。ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会演説で安保理の機能不全を批判したことにも触れ、「日本が国際社会でリーダーシップを発揮しなければならない」と強調している。
外交部会はまた、国連改革に関するプロジェクトチームを設ける方針を決めた。
時事通信