
スタッフライター、ドバイ
東京都は、地球平均気温の上昇を1.5°Cに抑え、2050年までにCO2排出量をゼロにするという目標を設定し、「ゼロ・エミッション」都市を目指していると都庁で発表を行った。
「世界各国で起きている大型熱帯低気圧や山火事」、そしてここ数年発生している日本での豪雨が原因の地滑りによる大きな被害が出ていることから、東京都は「具体的な政策と効果的な措置」を実施し、「世界的な気候変動危機に対して引き続き立ち向かう」と宣言した。
東京は世界的な大都市として、各国が目指すゼロ・エミッションに貢献する責任を担っていくことを明らかにした。
また、東京都は「エネルギー効率と再生可能エネルギーのさらなる対策に加え、プラスチックなどの材料について持続可能な管理を行い、自動車環境についても対策を施すなど、あらゆる分野での取り組みを強化したい」と述べた。
この戦略は、エネルギー部門、都市インフラ部門、資源・産業部門などを含む、6分野と14政策で編成される。
東京都が発表した17の主要目標は、2030年までの達成を目指す。