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バイデン大統領、北朝鮮による核の脅威が迫る中で初のアジア歴訪へ出発

ジョー・バイデン大統領は6日間の韓日歴訪に出発する。(資料写真/AP)
ジョー・バイデン大統領は6日間の韓日歴訪に出発する。(資料写真/AP)
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19 May 2022 08:05:54 GMT9
19 May 2022 08:05:54 GMT9

ジョー・バイデン大統領は19日、ホワイトハウスの注意が再びロシアとヨーロッパに向けられている時期に、また北朝鮮の核実験が今回の訪問に影を落とす懸念がある中で、アジアにおける米国のリーダーシップを固めるため韓国と日本に向けて出発する。

今回の訪問は、中国の商業力と軍事力の高まりにより何十年にわたる米国の支配が弱体化しているアジアにおいて、長年の中核としての立場を固めるための米国による最近の動きの証拠として注目されている。

とはいえ、世界の両サイドからの競合する要求が浮き彫りになっており、バイデン大統領はソウルへ向かうエアフォースワンに乗る前に、フィンランドとスウェーデンの指導者らとホワイトハウスで会談し、両国のNATO加盟申請を祝う予定である。

民主党の同大統領は韓国へ、その後21日に日本へ向かい、両国の指導者と首脳会談を行い、また東京にいる間に、日米豪印の枠組みであるクアッドの首脳会談に参加する。

ホワイトハウスによると、同大統領は、旅程の最初に米国と韓国の軍隊を訪問するが、伝統的に行なわれる、韓国と北朝鮮間のDMZとして知られる要塞化された国境への訪問は予定していない。

国家安全保障担当大統領補佐官を務めるジェイク・サリバン氏は、欧州の問題とアジアの問題との間に「緊張関係」はないと主張し、それらは「相互に補強し合っている」と述べた。

「フィンランド大統領やスウェーデン首相との会談から、NATO同盟およびウクライナに対する自由世界の対応の背後にある勢いを強化し、それから飛行機に乗ってインド太平洋に飛び立つというのは、非常に刺激的といえる」とサリバン氏は語った。

18日の記者会見でサリバン氏は、バイデン大統領が、ウラジーミル・プーチン大統領のほぼ3カ月に及ぶ隣国ウクライナへの侵略に対する西洋諸国の対応において米国がリーダーシップをとることに成功した後、「順風満帆」でアジアに向かうと述べた。

たとえそれが戦争を意味するとしても民主制の台湾を支配する、という野心を中国が表明していることから、ロシアに課せられた高い軍事的、外交的、経済的コストは同国が受け取るべき警告であると米政府は考えている。

今月初め、CIA長官のウィリアム・バーンズ氏は、中国政府は「注意深く」見守っていると述べた。

「特に、あの侵略の結果として、大西洋同盟がロシアに経済コストを課すために団結したやり方に、中国は衝撃を受けたと思う」と同氏は述べた。

サリバン氏によると、バイデン政権は訪問中に中国と対決するよりも、西洋側とアジア側のパートナーが分裂したり弱体化したりしないことを示すために、バイデン大統領の外交手腕を利用したいと考えている。

同氏は、特に、欧州列強および米国が主導する、対ロシア制裁体制における韓国と日本の協力を指摘した。また、最近創設された安全保障パートナーシップ「AUKUS」における英国の役割に言及した。

この「強力なメッセージ」を「中国政府は耳にするだろうが、これは否定的なメッセージではなく、どの国をも標的にしているわけではない」とサリバン氏は語った。

当局者らは、北朝鮮の核兵器計画がこの訪問のワイルドカードであると述べた。

サリバン氏によると、今年、核搭載可能な一連のミサイル実験を実施する際に国連の制裁を無視してきた北朝鮮が、バイデン氏の訪問を利用して「挑発」を仕掛ける可能性がある。

同氏によると、「大統領訪問までの数日間や歴訪中、あるいは終了後に、長距離ミサイル実験、核実験、あるいは率直に言ってその両方」を実施する可能性がある。

これに対応して、バイデン政権は「軍事的態勢において短期的および長期的な調整を行う」用意がある。

サリバン氏は、この状況に関して韓国や日本と「緊密に」連携しており、18日に中国側ともこの問題について議論したと述べた。

AFP

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