
アラブニュース・ジャパン
世界の多くの国々がマスク着用義務を全面的に解除する中、日本政府は、新型コロナ政策の見直しに伴いついにマスク着用義務を緩和した。
感染率は世界的にも日本国内でも低下しており、東京都は6月2日現在で新規感染者は2,335人と発表している。
日本の政府関係者は、これから夏にかけての熱中症のリスクも考慮し、マスクの方針を見直すに至った。
新しいガイドラインでは、屋外では近距離の会話の際を除いてマスクを着用する必要はないとしている。屋内では、マスクは不要なものの、2メートル以上距離をとり会話は避ける必要がある。
高齢者に会いに行く際や病院内、および公共交通機関のラッシュ時や人混みでは、引き続きマスクの着用が求められる。
政府関係者は、頻繁に手洗いを行うこと、人との近距離の接触を避けることを引き続き強く促している。
生徒・児童は、外で遊ぶ際には他人との安全な距離を保つことに留意しつつ、マスクの着用は求められない。また、体育の授業中やプール、体育館などでの着用も義務付けられていない。
しかし、政府は感染予防のためにマスクが不可欠であるとの立場を維持している。