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カイロのアフリカ閣僚フォーラム、環境融資の急拡大を模索

ケニアのクワレ県ガジ湾の海岸で、マングローブの植樹を行うケニアの人々。外国の政府や企業が気候変動に関する信頼性を高めるために行う資金援助により進められている。(AP)
ケニアのクワレ県ガジ湾の海岸で、マングローブの植樹を行うケニアの人々。外国の政府や企業が気候変動に関する信頼性を高めるために行う資金援助により進められている。(AP)
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11 Sep 2022 04:09:31 GMT9
11 Sep 2022 04:09:31 GMT9
  • エジプトは、シャルムエルシェイクでのサミット開催に向けて、自らをアフリカの利益の代弁者と位置付けてきた

カイロ:国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)を2ヵ月後に控えたカイロで開催されたアフリカ諸国の閣僚級会議では、出席者が化石燃料からの急激な脱却を押しとどめる一方、アフリカ大陸への気候変動関連融資の大幅な拡大を求めた。

気候変動に対して非常に脆弱な石油・ガス産出国であるエジプトは、11月にシャルムエルシェイクで開催されるこのサミットに向けて、自らをアフリカの利益の代弁者と位置づけてきた。

3日間の財務、経済、環境担当大臣フォーラムの後に発表された声明では、アフリカは二酸化炭素排出量が少なく、かつ気候変動の影響を不相応に被っているにもかかわらず、世界の気候変動資金の5.5%未満しか投入されておらず、恩恵を受けていないと述べられている。

声明は、豊かな国々に対し、気候変動に関する公約を守り、その内容をより広げるよう求めるとともに、貧しい国々が、気候変動の影響に適応するためにより多くの資金を受け取りつつ、経済的に発展できるようにすべきだと促した。

また、「化石燃料への投資の突然の撤退を促すような方法は、アフリカの発展を脅かすことになるため、避ける必要がある」と強調した。

COP27では、よりクリーンなエネルギーへの移行におけるガスの役割が、主要な論点となる見込みだ。気候変動の活動団体は、ガスは速やかに廃止の方向に向かい、再生可能エネルギーで代替される必要があると述べている。

今回のカイロのフォーラムでは、ナイジェリアのザイナブ・アフメド財務相が、ガスは自国にとって生存に関わる問題だとした。

「ガス田開発のための合理的な金額の融資を受けられないのであれば、私たちの国の市民が基本的な開発を達成する機会を失うことになる」。同相はこのように述べた。

このほか、声明は、多国間の開発銀行や国際金融機関の見直しの中で、気候変動に焦点を当てることを求めた。

さらに、発展途上国の資本コストを削減し、自然保護債務スワップ(自然保護と債務の交換)を支援する持続可能な公的債務ハブの創設を提案した。

ロイター

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