
三笠宮妃百合子さまは4日、99歳の白寿の誕生日を迎えられた。宮内庁によると、普段は東京都港区の宮邸で体操や散策をしながら穏やかに過ごしている。百合子さまは上皇さまの叔母に当たり、現在の皇室で最高齢。
昨年3月に発作性心房細動と診断され4日間入院した。同庁によると、その後体調に問題はなく、午前中は健康のため毎日30分ほどストレッチなどの体操を行う。天気の良い日は庭に出て、日光浴をしたり、車いすで散策したりする。
複数の新聞や雑誌を読むのが日課で、新型コロナウイルス感染症で苦労している多くの人々を深く案じている。テレビも好きで、ニュースや野球中継を見る。ひ孫が7人おり、成長をとても楽しみにしているという。
2016年に100歳で亡くなった三笠宮さまの月命日には豊島岡墓地(文京区)を訪れる。この1年では天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの成年祝賀行事や元日の新年祝賀の儀に出席した。6日には亡くなって10年となる長男寛仁さまの式年祭に参列する予定。
時事通信