
ロンドン:タイムズ紙は、「2020年に注目するべき20人」の1人に、日本の小泉進次郎環境相を選出した。
小泉氏についてタイムズ紙は、「顔は良いが独創的な考えを持たない世襲の政治家貴族なのか、彼の世代で最も興味深くて有望な政治家なのか、2つの相反する見方がある」と述べ、「氏にとって今年は真価が試される一年になる」と指摘した。
同紙は小泉氏を「自信に満ちた態度で、いかにもお金をかけてそうな髪型をしている」とし、「リベラル志向のクールなオーラを保ちながらも、愛国主義的な保守政権下で権力を握った抜け目ない政治家」とも評した。
2001年~2006年に首相を務めた小泉純一郎元首相の次男である進次郎氏は、2019年9月に行われた内閣改造で環境相に起用され、初の閣僚ポストに就任した。
昨年8月、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を発表した際、38歳の政界期待の星は各メディアを大きく賑わせた。結婚発表後、二人は婚姻届を速やかに市役所へ提出した。
タイムズ紙による「注目の20人」には、ギドン・サール氏(イスラエルの政治家)やアミット・シャー氏(インドの政治家)も含まれている。
時事通信社