アラブニュース・ジャパン
東京:東京都の小池百合子知事は金曜日、都庁でウクライナのユーリヤ・ティモシェンコ元首相の訪問を受け、会談を行なった。
小池氏とティモシェンコ氏は、労いと連帯の言葉を交わして肩を抱き合った。ティモシェンコ氏は、ウクライナ難民への都の支援に対し、「大変な時期にウクライナと共に立ち、友好的な雰囲気を作って下さりありがとうございます」と謝意を表した。
小池氏は「ウクライナ情勢を聞くたびに心配しています」と述べた。
ティモシェンコ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻後、自国を守るために武器を手にした写真を公開した。
ガス業界への投資で「ガスの女王」と呼ばれたティモシェンコ氏は、首相を2度務めたが職権乱用罪で収監された。2013年の政変で釈放される前には、看守からの暴力に抗議してハンガーストライキを行っている。
米経済誌フォーブスは2005年、世界で最も影響力のある女性ランキングでティモシェンコ氏を第3位に選んだ。
今回のティモシェンコ氏による都庁訪問には、2007年から2010年までウクライナ副首相を務めたフリゴリー・ネミリヤ氏も同行した。