
アラブニュース
日本との間の二国間の協力をさらに強める目的で日本の安倍晋三首相が中東歴訪をおこない、最初の訪問地リヤドに到着した。
サウジアラビア訪問後はアラブ首長国連邦を訪れる予定で、地域への日本の自衛隊派遣について説明する考えだという。日本政府筋の話としてジャパンタイムズが伝えている。
サウジアラビア到着と同時にサルマン国王が安倍氏を出迎えた。
安倍氏は史跡のアルウラも訪れる見込み。同地ではムハンマド皇太子と会談をおこなう。
第1回目の共同グループ会合はリヤドで2016年10月9日に安倍氏とムハンマド皇太子との間でもたれている。共同グループは、両国のサブグループの代表らの間の協力・交流のための雛型となることが目指されている。
安倍氏が先にサウジアラビアを訪れたのは2013年で、アブドラ国王や当時のサルマン・ビン・アブドルアジズ皇太子らと会談、両国間の投資協定に署名している。
当時の皇太子との会談では、安全保障についての対話を開始し防衛関連の交流を推進するとともに、政治・安全保障の両面での協力を拡大させることを決定している。
安倍氏はまた所信演説もおこなった。表題は、「シナジーと相互発展と協力の新時代における日本と中東との絆」というもの。
安倍氏は、首相としての最初の任期中(2006年~2007年)の2007年にもサウジを訪れている。