アラブニュース・ジャパン

東京：伊藤忠アビエーションの本社前で金曜日、イスラエルとの取引に抗議するデモがあった。平和主義と銃取引の反対を訴えるキャンペーンを行っているデモ参加者たちは、イスラエルへの軍事協力をやめるよう求めた。

抗議者たちは日本の「平和憲法」に触れ、伊藤忠アビエーション、防衛産業部品の生産を専門とするイスラエル企業エルビットシステムズ、日本エヤークラフトサプライによる合意を非難した。

3者の協議は8月、駐日イスラエル大使の立会いのもとで妥結した。デモ参加者たちは、伊藤忠が軍事技術で交流する契約の破棄を訴え、プーマがイスラエルのサッカーチームへのスポンサーを終了したことに言及、それは抗議の圧力によるものだと声を上げた。

デモに参加した日本人は、「伊藤忠は労働条件が良く、給料も高いので多くの若者が働きたいと思っている会社だが、外国勢力との軍事協力には気づいていない」と話した。

最近の「ガザへの涙を(Tears for Gaza)」キャンペーンでは、イスラエル軍がパレスチナ民間人とハマス戦闘員を爆撃した象徴である血の涙を表す横断幕が掲げられた。デモ参加者たちはまた、爆撃中に命を落としたパレスチナ人の名前を読み上げた。

エルビット社はイスラエル軍の主要な貢献企業である。エルビットと伊藤忠の商業協定は、日本の平和主義的価値観や伊藤忠グループの持続可能目標に反する。

安倍政権以降、日本企業は紛争参加を禁止する憲法があるにもかかわらず、技術交流のために軍事分野で協力することが可能となっていた。