日本の天皇徳仁陛下はイギリスのエリザベス女王の国葬に参列される予定であり、また岸田文夫首相も参列の可能性がある。日本のメディアがこう報じた。
天皇徳仁陛下にとっては、2019年5月の即位以来初めての海外ご訪問となる。皇后雅子さまもまた参列のご意向を表明されおり、日本政府は両陛下のイギリスご訪問の調整を行なっている。金曜日にNTV、TBS、その他メディアが政府関係者の発言を引用して伝えた。
メディアによれば、2020年に天皇陛下はエリザベス女王からイギリスに招待されたが、パンデミックのためにこの訪問は延期された。
岸田首相は、今月後半に予定している国連総会出席のためのニューヨーク訪問の前に、女王の葬儀に参列することを検討している、テレビ朝日が土曜日にこう報じた。アメリカのジョー・バイデン大統領は葬儀に参列すると述べた。
1975年に当時の天皇裕仁陛下に面会するために日本を訪れたエリザベス女王は、イギリスと日本の関係強化のために「多大な貢献」をされた。岸田首相は金曜日にこう述べた。
1980年代にオックスフォード大学で学ばれた天皇徳仁陛下は、エリザベス女王の崩御に「深い悲しみ」を感じられ、哀悼の意を表された。宮内庁が同日遅くにこう伝えた。
共同ニュースによれば、日本の天皇陛下が海外の王室の葬儀に参列することは稀だ。1993年、現在の上皇である前天皇明仁陛下は、当時の皇后美智子さまと共にベルギーのボードワン国王の国葬に出席した。
ロイター