ドバイ:レバノンで流通させるためのイラン製燃料を積んだ3隻目のタンカーがすでにイランを出発している。調査会社タンカートラッカーズ・ドット・コムが19日にツイッターで伝えた。
レバノンのナジーブ・ミカティ首相は17日、ヒズボラの輸入によるイラン製燃料の出荷はレバノンの主権の侵害にあたると批判していた。
親イランのヒズボラは、この燃料調達によってレバノンの深刻なエネルギー危機が緩和されると主張している。
ヒズボラの輸入による1隻目のタンカーは最初にシリアへ航行し、燃料はそこから16日にタンクローリーでレバノンに運び込まれていた。
シリアとイランは、両国ともに米国の制裁下にある。
ロイター