リヤド:サウジ当局が、居住、就労、国境警備に関する規則に違反したとして、1週間で1万7257人を逮捕したと、2023年12月9日土曜、サウジ国営通信が報じた。
公式レポートによると、居住法違反で逮捕されたのが1万1183人、3,765人が不法越境未遂で、さらに2309人が就労関連の問題で拘束された。
同レポートによると、不法入国未遂で逮捕された481人のうち、38%がイエメン人、60 %がエチオピア人、2パーセントがその他の国籍者であった。
さらに62人が違法に近隣諸国に入国しようとして捕まり、8人が違反者の移送や隠匿に関与したとして拘束された。
当局はこれまで、4万5773人の違反者を各国の在外公館に移送し渡航文書を取得させ、2394人を移送し渡航予約を完了させ、9369人を強制送還させている。
サウジ内務省によると、移動手段や避難場所の提供など、同国への不法入国をほう助していることが判明した場合、最長15年の禁錮刑、最高100万サウジリヤル(約26万ドル)の罰金、または車両や財産の没収が科される可能性がある。
違反の疑いがある場合は、マッカとリヤドではフリーダイヤル911、サウジ国内のその他の地域ではフリーダイヤル999または996で通報することが可能。
国営サウジ通信