台風「ムイファー」が日曜、日本の南方の島々に接近し、当局は上陸前に「激しい波と風」から避難するように警告を発している。
日本の気象庁によると、ムイファーは勢力を維持したまま、月曜には台湾に近い石垣島を襲い、その後、上海やその周辺地域に向けて北上する見込みである。
日曜午後現在、この台風は石垣島の南180キロ(110マイル)の位置にあり、北西に進むにつれて最大で時速216キロの突風を伴うと気象庁は伝えた。
「非常に強い台風ムイファーは、月曜に(石垣島周辺に)非常に接近することが予想されている。火曜にかけて同地域で激しい波と風が見込まれる」と、気象庁は述べている。
さらに、台風の速度は遅くなる可能性があり、「同地域は長い時間、影響下に置かれるかもしれない」という。
日本の南方の150余りの島から成る沖縄県は、石垣島やその他の島にいる高齢者に対し、台風が到達する前に避難するように要請した。
沖縄県の玉城デニー知事は日曜、「激しい風や大雨に警戒し、命を守ることを最優先に行動するよう、すべての人にお願いしたい」と述べた。
AFP