
バンコク:タイで6日、元警察官の男が託児所で銃を乱射し、34人が死亡した。男はその後、銃で自殺したとメディアは報じた。
犠牲者のうち22人が子供で、大人も犠牲になった、と警察は声明で発表した。
ノーンブアランプー県のジャッカパト・ビジトレータヤ警察大佐によると、男はこの銃乱射事件の後、帰宅し、妻と子供を殺害したという。
それより前に、警察は犯人の捜索が行われていると発表し、政府報道官は首相が全省庁に容疑者逮捕を指示したと述べた。
タイは、この地域の他のいくつかの国と比べると銃の所有率が高く、違法な武器が数多く存在しているが、銃乱射事件はめったに起きない。
2020年には、不動産契約がうまくいかずに憤慨した兵士が4カ所で銃を乱射し、少なくとも29人が死亡、57人が負傷する事件が起きた。
ロイター