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現行保険証、24年秋にも廃止=マイナカードと一体化へ―政府

河野太郎は木曜日にこの問題について発表する予定 (AFP)
河野太郎は木曜日にこの問題について発表する予定 (AFP)
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12 Oct 2022 02:10:08 GMT9
12 Oct 2022 02:10:08 GMT9

政府が現在の健康保険証を2024年秋ごろをめどに原則廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方向で検討していることが、12日までに分かった。

カードの交付が伸び悩む中、普及を加速化する狙い。

13日にも河野太郎デジタル相が発表する見通し。

マイナ保険証は昨年10月に本格運用を開始。

医療機関や薬局に設置された機器で簡単に本人確認ができ、専用サイトで過去に処方された薬の履歴などが閲覧できる。

ただ、対応可能な医療機関などは3割程度で、政府は23年4月から全国の医療機関や薬局にシステム整備を義務付ける方針だ。 

一方、政府はマイナンバーカードを来年3月までにほぼ全国民に行き渡らせる目標を提示。

健康保険証として登録した人にポイントを付与する「マイナポイント」も展開するが、カードの交付率は9月末現在で49.0%にとどまる。

6月に政府が決定した経済財政運営の基本指針「骨太の方針」では、「健康保険証の原則廃止を目指す」としていたが、時期を明確にして導入を加速させる考えだ。

保険証廃止により、医療機関などでの手続きはマイナンバーカードが基本となる。

今後は廃止後もカードを取得しない人への対応などが課題となりそうだ。

時事通信

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