




アラブニュース・ジャパン
東京:東京都は木曜日、水素を動力とする世界初の旅客船を報道陣に公開した。
水素旅客船「ハイドロびんご(Hydro Bingo)」は、日本財団と東京都の後援により、日の出桟橋ターミナルから東京湾を航行した。
広島に本社を置くツネイシファシリティ&クラフツ、ベルギーの海運大手コンパニー・マリタイム・ベルジェ(CMB)、神原汽船による共同プロジェクトで、水素と軽油の混燃型エンジンを搭載、二酸化炭素の排出量を50%削減することが可能になった。
「ハイドロびんご」は2021年にシップ・オブ・ザ・イヤー小型客船部門賞を受賞、7月に日本船舶海洋工学会から表彰された。
ツネイシファシリティ&クラフツ、CMBの両社は現在、水素とディーゼルを組み合わせたエンジンと同じ原理で運航する遠洋定期船の建造を計画している。