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G7、北朝鮮のミサイル発射で制裁強化を要請

北朝鮮は2022年に、過去最多のミサイルを発射した。(AFP)
北朝鮮は2022年に、過去最多のミサイルを発射した。(AFP)
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21 Nov 2022 04:11:45 GMT9
21 Nov 2022 04:11:45 GMT9

ワシントン:G7諸国は20日、北朝鮮による度重なる大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射は「無謀な行為」であると非難し、国連安全保障理事会に対し、実験中止に向けた更なる「重要な」措置を取るよう要請した。

主要7カ国(G7)の外相は北朝鮮による度重なるミサイル発射は、「平和と安定を求める国際社会の要請にもかかわらず、地域を更に不安定化させる」と述べた。

北朝鮮が18日に発射試験をしたミサイルは、米国本土が射程に入る可能性がある最新の大陸間弾道ミサイルと思われる。

G7は声明で、「国連安全保障理事会による更なる重要な措置の必要性を含め、国際社会による強固で団結した対応」を要請した。

G7は、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国で構成されている。欧州連合(EU)の代表も声明に参加した。

北朝鮮は今月に入って、北海道西の日本の排他的経済水域に着弾した18日の発射を含め、計30発の短・中・長距離ミサイルを発射したと見られている。

北朝鮮の国営通信社KCNAは、18日に発射されたミサイルは最新型の「火星17型」であり、「世界最強の戦略兵器」であると主張している。

KCNAは、北朝鮮の金正恩総書記が娘と一緒に今回の発射に立ち会ったと述べた。

10月に行われた一連の発射実験では、ICBMと思われるミサイルが日本上空を通過し、北日本で警告のサイレンが鳴り響く事態となった。

北朝鮮は2022年に、過去最多のミサイルを発射している。

国連安全保障理事会は2006年以降、核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対して、10数回の制裁決議を採択している。

北朝鮮は2006年から2017年にかけて6回の核実験を行い、核開発計画を決して中止しないと明言している。

G7は声明で、北朝鮮の核計画を検証可能な形で解体しなければならないという要請を繰り返したうえで、北朝鮮が「核兵器保有国の地位を得ることは決していない」と述べた。

AFP

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