

アラブニュース・ジャパン
東京: 市民グループは水曜日、福島原発事故による放射線 で汚染され、除染された土を東京で再利用する実証事業について、日本政府に質問状を提出した。
12月に行われた環境省が所有する埼玉県の土地での実証事業に関する説明会には、およそ50人が参加した。
これまでにも福島での実証事業案が浮上したことがあったが、住民の反対により実現していなかった。
政府は他の地域を選び、埼玉県県や茨城県、東京の新宿御苑が対象となっている。
市民団体は、除染土に放射能がどれだけ多く含まれているのか、どのような種類の放射能汚染物質が含まれているのか、拡散する危険性があるのか、動物を危険にさらす可能性があるのかなど、14の質問を提出した。
環境省は、国際放射線防護委員会が定めた基準に照らし、土壌に含まれるセシウムの濃度がキログラムあたり8000ベクレルを超えないことを明らかにした。
埼玉県民は政府に対し、この計画に強く反対する立場を表明した。
社民党の福島瑞穂代表は、汚染された土を埋めて再利用する事業が、子どもや外国人が多く訪れる庭園で行われることに懸念を表明した。
市民らは健康リスクについても懸念を表明し、政府の方針に疑問を投げかけた。