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日英首脳、「円滑化協定」に署名=中ロ念頭に安保連携

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12 Jan 2023 08:01:28 GMT9
12 Jan 2023 08:01:28 GMT9

【ロンドン時事】岸田文雄首相は11日午後(日本時間同)、ロンドンで英国のスナク首相と会談した。両首脳は、安全保障分野での協力強化の一環として、自衛隊と英軍が相互の国を訪問する際の法的地位などを定めた円滑化協定(RAA)に署名した。
 岸田氏は会談の冒頭、「特別な戦略的パートナーとして力を合わせて国際社会の課題に取り組んでいく責任を担っている」と強調。スナク氏は「日英の協力関係はこれまで以上に重要なものとなる」と述べた。
 両首脳は昨年11月、インドネシアでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の際に立ち話をしたが、本格会談は初めて。日本がRAAを結ぶのはオーストラリアに次いで2カ国目となる。 
 岸田氏は会談で、ロシアのウクライナ侵攻や軍事力を増強する中国を念頭に「欧州とインド太平洋の安保は不可分だ」と表明。「自由で開かれたインド太平洋」実現へ両国の連携推進を確認する見通しだ。
 両首脳は、東アジア情勢についても意見交換するとみられる。岸田氏は5月に広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、「力による一方的な現状変更の試みを拒否する」との考えを伝えて協力を要請する。

JIJI Press

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