東京: バーレーン王国、アラブ首長国連邦、オマーン各大使館は、日本との外交関係樹立(1972年)50周年を記念して、土曜と日曜、東京で文化式典を共催した。
式典は、伝統的な衣装、手工芸品、デーツ、エミレーツ・ナショナル・ミュージック・バンドによるアラビア音楽のショーなどで彩られた。 入場者たちは、特別なカードにアラブや日本のプロ書道家に自分の名前を書いてもらったり、女性たちはアラブのボランティアに、手にヘナアートを描いてもらったりして楽しんでいた。 GCC及び湾岸地域担当大使である遠藤茂氏は、今後50年の更なる友好関係を期待して、アラブニュース日本に次のように述べた。 「日本とオマーン、アラブ首長国連邦、バーレーンを含む湾岸諸国との関係樹立50周年を記念して、今日ここに来られたことを本当に嬉しく思います。多くの日本人、特に若者は、このイベントで、料理、伝統的な衣装などの湾岸地域の文化を楽しんでいます。継続的な機会と調和のとれた繁栄を分かち合い、更に今後の50年間、関係を深めていけることを願っています。」 シハブ・アル・ファヒーム駐日UAE大使は、アラブニュース・ジャパンに、「日本との関係樹立50周年のこの重要な記念日に、そして50年前に正式に始まった友情の集大成として、この祝賀イベントを開催しました」と語り、このイベントのハイライトは、文化青年省のUAEバンドのメンバーによるパフォーマンスだと述べた。 アフメド・アル・ドサーリ駐日バーレーン王国大使は、バーレーンで石油が発見されてから2年後の1934年にバーレーンから世界市場への石油の最初の出荷が日本に届けられた、として日本とバーレーンの関係は実は50年より更にさかのぼると指摘した。 アル・ドサーリ大使は、バーレーンと日本との関係は長年続いており、土曜日の祝賀イベントはバーレーン、UAE、オマーンの文化と文明を日本の人々に紹介することを目的としていると強調した。「イベントは多くの来場者を迎えて成功しています。更にたくさんの人たちが訪れることを楽しみにしています」と述べた。 このイベントでは、結婚式(ジャルワ)のパフォーマンスや、休日やお祝い事の際に着用されるバーレーンの伝統的なドレスやジュエリーなどバーレーンの生活を反映した芸術的および文化的な展示が行われた。 式典は、日本のファッションブランドが立ち並ぶ原宿で開催され、多くの日本の若者たちを惹きつけた。