クウェート市:宮城県の村井嘉浩知事は、2011年の東日本大震災後に原油関連の包括的な支援として約5億2400万ドル相当が寄付されたことに対して、クウェートに感謝の意を伝えた。
村井知事は、サーミー・アル・ザマーナーン駐日クウェート大使が宮城県を公式訪問した際に感謝の意を表明したと、クウェート通信(KUNA)が火曜日に報じた。
村井氏は、この寄付は震災後の復興作業を加速させるのに役立ったと述べた。
また、村井氏は、宮城県はその一部を医科大学の医学研究のパートナーシップ基金、大学病院の新しい建物の建設を支援するために使用し、それらすべてが同県や近隣地域の医療スタッフ不足を解消するのに役立ったと述べた。
アル・ザマーナーン大使は、今回の訪問は、外交関係樹立から62年を経たクウェートと日本の関係の継続的な強さを強調するものだと述べた。
アル・ザマーナーン大使は、寄付について、故サバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ・クウェート国首長殿下が、イラクによるクウェート侵攻の際の日本の立場に感謝して行ったものだと述べた。
また、クウェートは両国の関係をさらに強化することに意欲的だとアル・ザマーナーン大使は付け加えた。