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横須賀のたかなみ出発式で中東派兵賛成派と反対派が火花

横須賀港前で「自衛隊の中東派遣反対」の旗を掲げるマルクス主義の全学連グループ(提供された写真)
横須賀港前で「自衛隊の中東派遣反対」の旗を掲げるマルクス主義の全学連グループ(提供された写真)
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04 Feb 2020 12:02:40 GMT9
04 Feb 2020 12:02:40 GMT9

ハルドン・アズハリ(東京)

国粋主義とマルクス主義の活動家が日曜日、横須賀公園でにらみ合った。中東で海上自衛隊の情報収集名目の任務に参加する日本の護衛艦たかなみの出港式でのできごとだ。

この日、マルクス主義の全学連グループが横須賀港前で行進し、派兵を糾弾する旗を掲げて自衛隊に抗議し、「自衛隊の中東派遣反対」を叫んだ。

別のデモ隊も、基地の近くで派兵反対のスローガンを叫び、政府に外交手段で日本の船舶の安全と国益を守るよう求めた。

一方、横須賀の海を見渡す場所で、国粋主義者の日本人たちが武運を祈って日の丸を掲げ、4,650トンの護衛艦たかなみ(英語でhigh wavesの意味)を激励するために集まった。彼らは出港を見送って、伝統の「万歳」を叫んだ。

首相安倍晋三の内閣は先月この派兵を承認し、その目的は、オマーン湾とバブアルマンダブ海峡近くのアラビア海北部を通過する、日本と関係のある船舶の安全を守るためだと述べた。

日本は石油需要の90%近くをアラブ諸国の原油に頼っており、派兵は上記の地域を通過する商業船舶の安全に資するためということだ。

https://www.arabnews.jp/en/wp-content/uploads/sites/2/2020/02/destroyer-video-1.mp4

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