東京: 4月22日土曜日、数百人のイラン人が首相官邸の前に集まり、岸田首相に対し、「イラン・イスラム共和国における女子学生への化学兵器攻撃」に反対するよう訴えかけ、そして国際条約(CWC)に違反する化学兵器の使用に反対する発言を求めた。
彼らは、欧州連合が3月16日に行われた化学攻撃を非難し、化学攻撃の起源を調査する決議を国連に提出したと述べて岸田首相の沈黙を批判した。そして「イランで行われた人道に対する罪」に対して、首相がいつ発言するのかと迫った。
防毒マスクを着用したデモの参加者たちも、名古屋で開催された G7 会合でイラン国民の逮捕についてのみ発言したとして首相を批判した。
抗議デモの主催者によると、18 歳未満のイラン人男女約 20,000 人が恣意的な拘留と 6 か月間の拷問を受けている。官邸前に集まったデモ隊は、イランの国家警察によって撃たれて亡くなった若者や、死刑を宣告されたとされる若者の写真を掲げていた。