日本原子力研究開発機構は5日、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、核燃料を「炉外燃料貯蔵槽」から水プールに移す作業を実施した。
炉外貯蔵槽からの燃料取り出しは2018年に始まり、今年は初めて。
機構によると、1日に2体程度の核燃料を取り出し、6月までに約130体をプールに移す予定。
当初は18年に100体をプールに運ぶ計画だったが、設備などに不具合が相次ぎ、これまでに移送されたのは86体にとどまっていた。
JIJI Press