
ワシントン時事:訪米中の自民党の茂木敏充幹事長は2日、ブリンケン国務長官と国務省で会談した。中ロとも欧米とも距離を置く「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国に対し、日米が関与を強化していく方針を確認した。
茂木氏は会談後、記者団に「(経済や気候変動、インフラ整備など)国によって課題が違う。それぞれの国のニーズに沿ったアプローチをしていくことが重要だ」と述べた。
一方、韓国の野党国会議員が島根県の竹島(韓国名・独島)に上陸したことについて「認められない」と遺憾の意を表明した。
茂木氏はシャーマン国務副長官、民主党のメネンデス上院外交委員長とも個別に会談。この後メキシコとキューバを訪問し、6日に帰国する。
時事通信