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5類移行、通勤客ら歓迎=「マスク続ける」慎重姿勢も―新型コロナ・東京、名古屋

東京都品川区の「ローソンゲートシティ大崎アトリウム店」では午前9時すぎ、レジのビニールカーテンを約3年ぶりに撤去した。(AFP)
東京都品川区の「ローソンゲートシティ大崎アトリウム店」では午前9時すぎ、レジのビニールカーテンを約3年ぶりに撤去した。(AFP)
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08 May 2023 04:05:06 GMT9
08 May 2023 04:05:06 GMT9

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられた8日、コンビニエンスストアではレジのビニールカーテンが撤去されるなどの動きが見られた。通勤客らからはおおむね歓迎の声が上がる一方、「引き続きマスクは着用する」と慎重な意見もあった。

8日朝のJR名古屋駅(名古屋市)周辺では、多くの人がこれまで通りマスクを着用していた。同市の公務員鈴木系一さん(53)は「(5類移行で)感染しても治ればすぐ出勤できるので、仕事で迷惑をかけることが少なくなり安心。夏には新人の歓迎会もできるかも」と喜んだ。専門学校生の森祐季さん(18)は「周りの目が気になるが、国内や海外旅行に気軽に行けるようになるのが楽しみ」と話した。奈良市の30代の男性会社員は「小さい子どもがいるので、手洗いやマスク着用は続けていきたい」と気を引き締めた。

東京都品川区の「ローソンゲートシティ大崎アトリウム店」では午前9時すぎ、レジのビニールカーテンを約3年ぶりに撤去した。ローソン広報部によると、全国の店舗で8日以降、店員のマスク着用は個人判断とし、カーテンやアルコール消毒器の設置も原則不要になる。

この日からマスクを外した店長の小山了也さん(24)は「声が届きやすくなり、表情も見てもらえる。より良い接客を心掛けたい」と話す。よく来店するという60代の女性会社員は「カーテンやマスクは重苦しいと感じていた。すっきりした」と歓迎した。

高齢者が多く集まる東京・巣鴨の商店街。マスクなしで散歩していた豊島区の自営業松宮初枝さん(72)は「自分は健康だから(引き下げは)いいと思う」と理解を示す一方、「病気のある人や身体が弱い人にはどう対処するのか」と懸念も。仕事で接客したり、電車に乗ったりする際は周りに配慮してマスクを着けるつもりだという。

マンションのドアの取っ手を消毒液で拭いていた管理人の柿本義昭さん(67)は「ウイルス自体が存在するのは変わらない。パーティションなどの対策はそのままでいいのでは」と話した。 

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