
ドバイ:バーレーン観光・展示局(BTEA)は、グローバルな観光ハブとしての同国の地位を日本に売り込んでいる。
バーレーンは、世界第3位の経済大国である日本からより多くの観光客を呼び込むことを計画している。また、バーレーンのホスピタリティ部門への日本からの投資を増やすことも予定している。
BTEAのCEOであるナセル・カエディ博士は、バーレーン経済代表団の東京公式訪問に合わせて、日本の観光・ホスピタリティ・エンターテインメント・貿易・産業部門の高官らと複数の会談・交渉を行い、観光における相互協力を強化する方法や、バーレーン市場における日本の観光投資をさらに促進する方法について話し合った。
カエディCEOは、バーレーンと日本の揺るぎない歴史的絆、そして観光を経済の支柱にするうえでの両国間の相互利益のおかげで、両国の観光協力は成長と繁栄のより明るい地平を開くことが期待されると断言した。
同CEOは公式訪問中、日本政府観光局のトップ、観光庁の幹部職員、旅行代理店の代表、日本のメーカー関係者、ホスピタリティ専門家と会談し、日本からバーレーンへの観光客を倍増させるための機会について交渉した。
日本の著名なホテル経営者や有名なレストランの関係者とは、バーレーンでの新支店開店や新たなホスピタリティプロジェクトへの投資の可能性について交渉した。
日本の大手旅行代理店の関係者とは、特別観光パッケージを作るための最善の方法を決定すること、そして地域の航空会社と提携して日本の観光客にバーレーンをユニークな観光目的地として売り込むための契約に署名することを目的に話し合った。
日本の宝飾品業界の団体・企業とは、バーレーンでもうすぐ開催される宝飾品ショー・展示会への日本企業の大代表団の参加について交渉した。
カエディCEOは日本の各関係者や投資家に対し、2022~2026年の観光戦略の主な目標を強調した。すなわち、有望な部門としての観光のGDP寄与度を増やすことと、東アジアをはじめとする世界中からより多くの観光客を呼び込むことだ。
同CEOは、バーレーンには日本をはじめとするアジアからより多くの観光客を呼び込むことを可能にする数多くの可能性があると述べた。
さらに、古来からの遺産や歴史的文明、そして日本を観光ビジネスにおけるアジアの先駆者にした様々な観光名所の豊富さに言及しながら、日本の観光ポテンシャルを称賛した。