



東京:日曜日、7000以上の人々が、国連大学の近くに集まり、流行発信地の渋谷を目指して行進し、現在国会で討議中の改正入管法に反対するデモ活動を行った。
早稲田・慶応などの有名大学に通う学生たちも、このデモに積極的に参加した。
日本の国会で依然として採択されていないこの改正法は、物議を醸しだしている。野党によると、この改正法には、難民の資格に関する国際的な人権の基準を満たしていない、という事情があるという。
野党議員たちは、ビザ(査証)を申請する政治亡命者は、難民資格を認めるか否かを決定する入国管理局とは異なった、独立した司法当局が扱うべき、と要求している。また、ビザがない人状態で長期にわたって日本に滞在している、家族がいる、働いている、というような人々に恩赦を与えるように要求している。
適切な医療をうけられないまま、名古屋の入管施設で死亡した若いスリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんの家族は、デモが開始する前に演説をした。ウィシュマさんの2人の姉妹は、日本維新の会所属の梅村みずほ氏が、「ウィシュマ氏は、ハンガーストライキで収容所内で死亡した」という発言をしたのに、何の謝罪もしない、と梅村氏を批判した。