Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

ロシア通の鈴木宗男議員、米国のウクライナへのクラスター爆弾供給を批判

鈴木宗男. (AFP)
鈴木宗男. (AFP)
Short Url:
20 Jul 2023 02:07:33 GMT9
20 Jul 2023 02:07:33 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:鈴木宗男参議院議員は、ロシアとの関係が近いことで知られており、火曜日に米国に対してウクライナへのクラスター爆弾供給を巡る決定を批判した。

彼のブログに書かれた文章によると、ウクライナ紛争が長期間にわたって続いている理由は「西側諸国によるウクライナ支援」だと指摘している。また、米国がウクライナに対してクラスター爆弾を供給する決定は偽善的だと述べている。

鈴木氏は「もしロシアが他の国にクラスター爆弾を供給すると言ったら、米国はどう言うだろうか?」と記している。「彼らは非常に利己的な価値観を持ち、ロシアが行うことはすべて悪だと主張するだろう」、と述べている。

「オスロ条約には111か国が署名しており、締約国はクラスター爆弾の使用、製造、保有を禁止しる。しかし、米国とウクライナはこの条約の締約国ではないため、他の国々の反対に気を配る必要がないと考えているのだ」

また鈴木氏は、米国とその同盟国がロシアに対して課した制裁に対しても批判しており、それらがロシアの日常生活にほとんど影響を与えていないと指摘している。

「バイデン大統領は経済制裁によってロシアが2か月で降伏するだろうと言っていたが、彼の発言の正当性はどこにあるのだろうか?」と鈴木氏は述べている。「モスクワからの報告によると、ロシアの市民生活は何事もなかったかのように安定している」。

鈴木氏はブログの最後で、日本の岸田文雄首相による外交的な取り組みに高い期待を寄せており、「日本はG7議長国であり、インドはG20議長国であるため、両国は停戦を実現するために重要な役割を果たせると信じている。岸田文雄首相が国際的な安定をもたらすために精力的に取り組んでくれることを願っている」と記している。

特に人気
オススメ

return to top