
東京: 中国外交官トップの王毅氏は、今月インドネシアで行われた日本の外相との会談で、日中韓のハイレベル会談を提案したと、共同通信が日曜日に報じた。
この提案は、日米韓3カ国の間で協議を再開する意欲を示すものであり、日本は年内に協議を実現させるための準備を加速させるだろうと見られていると、共同通信は未確認の外交筋を通じて報じた。
米国の同盟国である日本と韓国は、中国が軍事的な主張を強めていること、そして貿易や台湾の自国統治などさまざまな問題をめぐって中国と米国の緊張が高まっていることを警戒している。
中国外務省はすぐにはコメントせず、東京の外務省も受付時間外の日曜日にはコメントを得られなかった。
王外相と日本の林芳正外相は、7月14日にインドネシアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)会議の傍らで会談した。
日韓首脳会談は、日本の福島原子力発電所から排出される放射性物質を処理した水を海に放出する計画について話し合われたが、合意には至らなかった。
共同通信によれば、汚染水問題は、早期の日中韓首脳会談の妨げになる可能性があるという。
最後に3カ国首脳が会談したのは2019年12月だった。
共同通信によれば、日本は王氏の会談提案を韓国に伝えたという。
ロイター