
エルサレム:イスラエル軍は日曜日、ガザ国境付近で爆弾を仕掛けているとみられるパレスチナ人を銃殺し、ブルドーザーで遺体を回収したと、軍当局が発表した。
「今日早朝、IDF(イスラエル国防軍)はガザ地区防護柵付近での攻撃阻止に成功した後、攻撃者の一人の遺体をブルドーザーで回収した」と軍の広報担当官が語った。
日曜日の早い時間に、軍は「二人のテロリストがガザ地区南部にある防護柵に近づき、柵に隣接して爆発装置を仕掛けているのを発見した」と述べた。
軍の声明によると、「イスラエル兵が二人に発砲し、一人に命中したことが確認された」
事件後、明らかに武器を持たない若者達が遺体の回収を試みる中、ブルドーザーが遺体に接近してくるビデオがガザから出現した。
銃声が聞こえる中、若者達は最終的に逃げ出し、ブルドーザーが遺体を回収する。近くには戦車が控えている。
ガザ地区の保健省によると、この現場で市民二人がイスラエル軍の発砲により負傷した。
イスラエルのタカ派のナフタリ・ベネット国防大臣は、ガザ戦闘員の遺体を保管する方針を進めている。パレスチナの飛び領土はイスラム主義者グループ、ハマスにより支配されているが、ハマスは2014年以来二人のイスラエル兵の遺体を保管している。ガザ戦闘員の遺体は、ハマスに交渉上で圧力をかける有利な材料となる。
AFP