
EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は、EU各国の外相がイスラエルとガザの状況に関する緊急会談を10日に開くと語った。
ボレル氏は9日のSNS投稿の中で「明日(10日)、イスラエルとその地域内における状況に対応するため、EU各国の外相による緊急会議を招集します」と書いた。
ボレル氏と数名のEU外相は、アラビア湾岸諸国と以前から計画されていた湾岸協力会議のため、現在オマーンを訪問している。
ブリュッセルのスポークスマンは、首都マスカットに滞在していない外相も参加できるよう、緊急会談は動画と対面のハイブリッド形式で行われるとした。
一方でエジプトの二つの治安当局筋が月曜語ったことによると、エジプトは、イスラエルとハマス相互間による闘争がさらにエスカレートしないよう、そしてパレスチナ人武装勢力の人質となっているイスラエル人の安全を確保するよう、双方に連絡を取り合っているという。
エジプトはイスラエルに自制を促している。そしてハマスには早急な緩和の可能性を続けるため、捕虜たちが良い状態であることを要求している。しかし、ガザ地区における度重なるイスラエル軍の攻撃が仲裁を難しくしている、と情報筋は匿名を条件に語っている。
イスラエル人700人以上が殺害され少なくとも100人が拉致された攻撃はイスラエルに大きな衝撃を与え、同地区内における戦闘がエスカレートし拡大するのではという恐怖をもたらした。
パレスチナ当局によると、イスラエルによる爆弾の報復攻撃によって493人が殺害されたとしている。
ロイター・AP