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「怒れるカルロス・ゴーン レバノン政界進出は興味なし」

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18 Jul 2023 09:07:10 GMT9
18 Jul 2023 09:07:10 GMT9

カルドン・アズハリ

東京:元日産会長のカルロス・ゴーン氏は火曜日、日本外国特派員協会主催の記者会見にオンライン参加し、政治家としてのキャリアは求めていないが、求められればレバノンを助けるつもりだと述べた。 彼の日本人弁護士、郷原信郎氏も出席した。 「私は政治家としてのキャリアには興味がないし、これは過去に何度も言っている」と同氏はアラブニュース・ジャパンの質問に答えて東京のメディアに語った。 「私の主張は、アラブ世界、さらにはフランス、ブラジル、その他多くの国々でも支持を得ています。なぜだと思いますか?みんなショックを受けるからです。日本のために19年間日本で働き、日本人では救えなかった会社を救い、日本の大使役を務め、ダボスでも発言し、天皇陛下から叙勲を受け、海外からの投資を呼び込むために小泉(純一郎)首相の顧問まで勤めた男が、最終的にはこんな仕打ちを受けたからです」。ゴーン氏は日産との最初の戦いに負けたことを認めたが、日産と、彼の失脚をもたらした人々に対して10億ドルの訴訟を起こしており、闘いはまだ終わっていない。一方、日産は日本でゴーン氏を民事訴訟で告訴し、彼の不正行為に対する損害賠償を求めている。しかし、レバノンでの訴訟は民事訴訟ではないため、日産にとって損害はさらに大きくなる可能性がある。 ゴーン氏は「これは日産が犯した多くの犯罪に基づく刑事訴訟だ」と述べた。 「レバノンでは、たくさんの証言に裏付けられた犯罪から逃れることはできません。だからこそ、私はこの事件を追及しているのです。日産は私に多くの損害、修復できないほどの損害を与えました。」 「被告人たちはレバノンに召喚されるでしょうが、もし来なければ、その不在に対して結果を負うことになります。これは経済的な影響を伴う刑事訴訟なのですよ。」ゴーン氏は聴衆に、国連関係者でさえゴーン氏の逮捕は「恣意的」で人権を侵害していると言っている、と繰り返した。しかし、彼は復讐のためではなく、正義だけを求めていると主張している。「私が求めているのは復讐ではありません。私は自分の権利の一部を取り戻そうとしています。そして犯罪者や陰謀者全員に犯した罪をきちんと償って欲しいだけです。日産は私と私の家族にしてきたことの代償を払わなければならない。加担した人たちも同じです。レバノンには正義があるのです」。

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