
エルサレム:イスラエル警察は、パレスチナ人が金曜礼拝のためにアル・アクサモスクの中に入るのを禁じた。
世界中のイスラム教コミュニティでは、武装組織ハマスがイスラエルを攻撃し、イスラエル・パレスチナ紛争を引き起こしてから初めての金曜礼拝のために、信者がモスクに集まった。
世界一イスラム教徒の多い国インドネシアでは、イスラム教の指導者がすべてのモスクに対し、パレスチナ人民の平和と安全に祈りを捧げようと呼びかけた。
インドネシア・モスク評議会の議長はすべてのモスクに対し、「ガザ地区での紛争が速やかに終結するよう」神の助けを求めるために、クヌート・ナジラヒト(Qunut Nazilahto)の祈りを捧げるよう求めた。
ユスフ・カラ元副大統領の願いは、パレスチナ人の味方をする、インドネシアの大半のイスラム教徒の願いと一致している。サラート・アル・ガーイブ(Salat Al-Ghaib、目の前にいない死者のために捧げる祈り)の祈りも共に行われた。
ジャカルタで最も保守的なモスクのひとつ、アブ・バカール・アル・シディクでの説教で、ある聖職者は「パレスチナのイスラム教徒を助けるために我々の力と努力」を結集させようと呼びかけた。
「祈りは、敬虔なイスラム教徒にとっての武器である」と、その聖職者は述べ、続けた。「イスラム教徒の兄弟たちの名誉と宗教を守るために、神から武器を手に取る機会を与えられていない我々にできることは、神のご加護を求めて両手を掲げ、我々の武器である祈りを捧げることである」
AP