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イスラエルの攻撃で、ダマスカスとアレッポの空港が機能停止に: シリア国営メディア

空港再開の翌日、アレッポ空港に着陸した航空機から荷物を降ろす従業員たち(2023年3月11日撮影)(AFP)
空港再開の翌日、アレッポ空港に着陸した航空機から荷物を降ろす従業員たち(2023年3月11日撮影)(AFP)
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22 Oct 2023 11:10:39 GMT9
22 Oct 2023 11:10:39 GMT9

ダマスカス: 2023年10月22日日曜、イスラエルが、戦時下にあるシリアの2つの主要空港を攻撃し、使用不能としたと、国営メディアが軍関係筋の話として報じた。また、運輸省はフライトはラタキア空港へルート変更されたと発表した。

首都ダマスカスと北部のアレッポにある政府管理下の2つの空港は、イスラエルによる攻撃でたびたび機能停止に追い込まれているが、今月、イスラエルとハマスの紛争が始まって以来、2度目となる同時攻撃を受けた。

国営通信SANAが伝えた声明の中の軍関係者の話によると「現地時間午前5時25分(GMT標準時2時25分)、敵国イスラエルがダマスカスとアレッポの国際空港を標的として空爆を行った。ダマスカス空港に勤務していた民間人の労働者1人が死亡、1人が負傷した」という。

また「滑走路が物的損害を受け、使用不能となっている」という。運輸省はフライトはラタキア空港へルート変更されたと発表した。

声明によると、軍事情報筋は両空港への「同時」攻撃は「ラタキアの西方、地中海方面からと、占領下にあるシリア領ゴラン高原方面から」行われたと語ったという。

シリアは、2023年10月12日当時、同時攻撃により、ダマスカスとアレッポにある2つの空港が使用不能となったと発表していた。

先週末、イスラエルがアレッポ空港を標的とした攻撃を行い、5人が負傷したと戦争監視団が報じた。また、当局によると攻撃により空港は使用不能となったという。

10年以上にわたるシリア内戦中、イスラエルはシリアに対して数百回にわたる空爆を実施しており、主にイランが支援する武装勢力やレバノンのヒズボラ、シリア軍の拠点を標的にしてきた。

イスラエルがシリアに対する個々の攻撃についてコメントすることはめったにないが、アサド政権を支持する宿敵イランがシリアで勢力を拡大するとは許さないと繰り返し述べている。

AFP

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