カイロ/エルサレム:27日早朝、エジプトのイスラエルとの国境近くの紅海に面するリゾート地の医療施設にミサイル1発が着弾し、6人が負傷した。エジプトのアル・カヘラ・ニュースが報じた。イスラエル軍は、この地域で安全保障関連事象が発生したことは把握していると述べた。
アル・カヘラは情報筋の話を引用して、タバで発生したこの爆発はイスラエルとガザ地区の過激派組織ハマスとの間の戦闘に関連していると報じた。
イスラエルは今週、ハマスが発射したと声明を出したロケット弾が、タバの対岸、国境のイスラエル側に位置するエイラートの郊外に着弾したと発表していた。
ガザ地区から約220km(136マイル)離れたタバでは、爆発音がして大きな煙と粉塵が上がるのが見えたとの目撃者の証言があった。
アル・カヘラは、このミサイルはタバの救急車施設とタバ病院の管理棟に着弾したと報じた。
ロイターは現時点ではこの報道の真偽を確認できていない。
イスラエル軍は、この地域で安全保障関連事象が発生したことは把握しているとしたうえで、それは「我が国の国境の外側」で発生したと述べた。
タバは紅海に面したリゾート地で、人気の観光地である。ガザ地区から350km(220マイル)離れたイスラエルの紅海に面した港湾都市エイラートのすぐ対岸に位置する。