リヤド:イエメンの地雷除去を目的とするサウジアラビアのプロジェクト、マサムは、10月第4週、イラン支援のフーシ派民兵が仕掛けた地雷688個を除去した。
サウジアラビアの援助機関KSreliefが監督し、同プロジェクト特別チームは不発弾553個、対戦車地雷123個、対人地雷10個、爆発物2個を破壊した。
イエメン全土でフーシ派が無差別に仕掛けた爆発物は、子どもや女性、高齢者を含む罪のない人々の生命に重大な脅威を与えている。
マサムは、サルマン国王の命令でサウジアラビアがイエメンの人々を支援する取り組みのうちの1つで、イエメン国民に人道支援を届けるルートを確保するものである。
地雷除去作業は、マアリブ、アデン、ジョーフ、シャブワ、タイズ、ホデイダ、ラヒジュ、サナ、バイダー、ダーリウ、サアダで行われた。
国営サウジ通信が報じるところによると、2018年のプロジェクト開始以来、合計419,997個の地雷が除去された。
同プロジェクトでは、現地の地雷除去技術者を訓練し、最新機材を提供している。また、地雷によって負傷したイエメン人への支援も行っている。
6月、同プロジェクトの契約は3,329万ドルでさらに1年延長された。