• アブドゥラー・アル・シェリ容疑者は、ジェッダにて当局が彼を逮捕しようとした際に自爆ベストを爆発させ、4人を負傷させた
• アラブ諸国は、治安維持と人命保護に対するサウジアラビアの取り組みを賞賛した

アラブニュース

ドバイ：アラブ諸国は13日、ジェッダでの自爆テロ事件を受けて、サウジアラビアとの連帯を表明した。

アブドゥラー・アル・シェリ容疑者は、ジェッダにて当局が彼を逮捕しようとした際に自爆ベストを爆発させ、その結果、パキスタン人居住者と警備員3人が負傷した。

UAEは声明の中で、この爆破事件を非難し、「サウジアラビアの安全と安定に対するあらゆる脅威」に対する姿勢をあらためて示した。

دولة الإمارات تؤكد تضامنها الكامل مع السعودية وتشيد بيقظة أجهزتها الأمنيةhttps://t.co/qTFWpVrLeI

— وزارة الخارجية والتعاون الدولي (@MoFAICUAE) August 13, 2022

同国外務省は、任務に当たっていたサウジアラビア治安部隊の手際の良さと治安維持のための対策を称賛し、爆発で負傷した人々の一刻も早い回復を願うと伝えた。

バーレーンもまた、サウジアラビアとの「揺るぎない連帯」を改めて表明し、国家の安全を維持するための絶え間ない取り組みを称賛した湾岸諸国のひとつである。また、同国はこの指名手配犯に対する治安部隊の警戒についても称えた。

クウェートは、安全保障上の脅威に対するサウジアラビアの取り組みを支持することを改めて表明した。クウェート外務省は国営通信社（KUNA）が発表した声明の中で、「クウェートはサウジアラビアの味方であり、その安全と国民の安全を守るために取り得るあらゆる手段を支持する」と述べた。

同省は、この迅速な治安維持作戦と、サウジアラビアの安定を脅かすいかなる企ても阻止しようとする当局の狙い済ました取り組みを称賛した。

国営通信社（PETRA）が発表した声明の中で、ヨルダンは「サウジアラビアの安全を守るために取られたすべての手段において」同国を支持することを伝えた。

外務省のハイサム・アブ・アルフール報道官は、サウジアラビアの安定と安全への脅威に立ち向かう同国の治安部隊の取り組みを賞賛した。

الأردن يؤكد تضامنه ووقوفه المطلق إلى جانب السعودية بوجه كل ما يُهدد أمنها وأمن شعبها https://t.co/NcvXVRaQxw #بترا #الاردن pic.twitter.com/xzWGrJyb8M

— Jordan News Agency (@Petranews) August 12, 2022

エジプトもまた、サウジアラビアの「あらゆる形態のテロ」と国家の安全を脅かすあらゆる違反行為に対する戦いを支持することを表明した。

エジプト外務省は公式声明の中で、テロリストを追跡し、人命を守るためのサウジアラビアの前もった適切な対策とその実行能力を称えた。

イスラム協力機構（OIC）は今回の爆破事件を非難し、サウジアラビアの安全と治安を損なういかなる脅威に対しても断固として対応する同国を称賛した。

一方、アラブ議会のアデル・アル・アスーミ議長は、重要施設の保護や、テロとの戦い、サウジアラビア国民と外国人の安全を確保するための同国の警戒態勢への信頼を強調した。

サウジアラビアの国家安全保障庁は12日、2015年にサウジアラビアのモスクを標的としたテロ作戦に関与した9人の指名手配者のうちの1人である、アル・シェリ容疑者を追跡し逮捕する作戦を発表した。声明によると、同氏は過去7年間、サウジアラビア当局によって指名手配されていたという。