
アンマン:ヨルダンは、金曜日、土曜日に米国のアントニー・ブリンケン国務長官とサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦、エジプトの外務大臣との会合を主催すると発表した。パレスチナも参加する。
外相らは、その会談で、「即時停戦、人道援助の実施、地域の安全保障を脅かす危険な状況悪化を終わらせる方策を求めるアラブの立場」を強調すると外務省が声明を出した。
イスラエルは、ガザを空爆、包囲網を形成し、地上攻撃を開始して、食糧不足、医療崩壊、9千人を超える民間人の死者数などガザ地区の人道的状況について世界中を震撼させている。
イスラエル首脳との会談後、金曜日に到着したブリンケン国務長官は、この紛争に第二、第三の戦線が生じないよう米国は決意を明白にしていると話した。また、ガザの民間人を保護する手段を講じるようイスラエルに要請した。
アラブの外相らは、ブリンケン国務長官との会談前に、アラブの外交活動の一環として会合を開き、軍事活動停止に向けイスラエルに圧力をかけるよう主要国に陳情すると関係者は語った。
「この調整会合は、人道上の大惨事をもたらしているイスラエルのガザに対する戦争に終止符を打つためのアラブの努力である」と声明は述べている。
ロイター